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ボーイフレンド(13)

結局そろそろ朝日の昇る時間に眠りに付き、きっかりその2時間後に目を覚ました。ほとんど寝ていないが頭は嫌になるほどクリアだ。

シャワーを浴びながら、昨夜洸太が膝の上で撫でてくれた髪に触れる。いつも美容師の友人が切ってくれるそれを、洸太は真っ先に洗ってくれる。どんなに綺麗にセットされた髪も、彼はワックスが付くと肌に悪いと言って佐智を洗面台まで引っ張ってゆくのだ。

肌を弾く水滴を眺めながら、そんな洸太を思い出す。

「甘やかされすぎ」

ふと口元を綻ばせ身体を拭きながら呟く。濡れた髪に付けるのは、オーガニックハーブの精油。熱で広がるその香りに少し心が落ち着いた。

簡単に身支度を整え時計を確認すると7時を少し過ぎている。昨日は「休む」と言っていたが、本当に彼が仕事を欠勤するのならまだ寝ているかもしれない。

少し早いかとも思ったが、かと言ってこのまま家にじっとしていられずに佐智は部屋を出た。

昨夜も歩いた僅かな距離。周りにはマンションも多く、出勤途中のサラリーマンに混じってその道を歩く。色の無いその中で、佐智は若干浮いていた。

洸太に教えてもらった暗証番号を打ち込みエントランスを抜け、静かに上るエレベーターは佐智をどうしてか緊張させた。

チャイムを押しながら昨夜頭の中で練習した言葉を繰り返す。すると内側の小さな円から佐智の姿を確認したのか、慌てた様子で洸太が扉を開けた。

「……佐智」
「おはよ」
「…どうしたの?」
「昨日は――」

佐智が謝る前に、それを遮るように部屋の中から「ピアス片方なーい」という女の声が聞こえてきた。

「…わり、帰る」
「佐智まって――」

背中で洸太の声がした。が、込み上げる吐き気のような不快感に押しつぶされそうで、佐智は足を止めることが出来なかった。

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ザ、痴話ゲンカ。


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コメント

こらぁ~~~~~!!
ダメじゃん!! 
絶対、ありえないじゃん!!

もぉ!! どこまで拗れるかなぁ!
(ニンマリ)←心がっ!!

またタンコブは増えつつまりますな・・・

ごちですっ!

投稿: 伽羅 | 2008年7月21日 (月) 00時59分

伽羅さーーーんv

痴話喧嘩の王道、ザ☆噛ませ犬ですネ!
当て馬に当てられたらもう…
後はお若いふたりにまかせて我々は(´ー`)
な展開でくんずほぐれつしていただこうかと!

………というのももうしばらく先の話ですが;
行き当たりばったりで眩暈しそうですが、
伽羅さんのタンコブに支えられイけそうですッ
ありがとうございましたーvv

投稿: ハナ | 2008年7月21日 (月) 15時46分

洸たん・・・連れ込みはマズイっしょ(爆)
お犬様バンザイですな♪
うふふ、この後どうなるのか、ニヤケちゃいますねぇww
自分の気持ちに気付かないフリのサチたんが、もぅ~~~!!
はぁはぁが止まりません(*σ≧▽≦)σ уо

投稿: 柚子季 杏 | 2008年7月21日 (月) 21時51分

柚子季さまvv

お犬サマ連れ込んでハァハァなワンナイトでした(´∀`)
こじれたからには…後はもうアレですな!!
…まだしばらくじれったいの続きますが…
あぁホントにその場しのぎの更新で眩暈しそうです;
甚だエ☆チまで辿りつくのか疑問ていう(;´Д`)

しかし柚子季さんのハァハァに背中を押されてイけそうですッ
がんばれツンデレ!超がんばれわたし!(グッ)
ありがとうございましたvv

投稿: ハナ | 2008年7月22日 (火) 00時56分

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