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私立BL妄想学園高等部~サッカー部2年・岬 良太~

オレがなぜ面白くも無い授業を頑張れるかというと、放課後の部活があるからだ。可愛い先輩が待ってると思うと、部室へ向かう足取りも軽い。気が付けば全力で走っていることもよくある。

この日は無理矢理押し付けられた保健委員の集まりがあって、他の部員よりも一時間遅れての合流。早くアノ姿を見たくて、部室に向かって無意識に走り出していた。

「ん?」

息を切らしながら部室の扉を開けようと手をかけたが、中から話し声が聞こえる。しかも聞き覚えのある声。どちらも部活の先輩だ。ドアノブを引くことを止め、オレは扉にへばりついた。

「ねぇ司…オレ、ずっとおまえのコト好きだったんだ」
「オレも好きだぞ?なんだ今さら」
「オレの好きはね、こういうイミだよ?」
「―――っ!!!!!」

オレの愛する先輩、司さんが危機らしい。『こういうイミだよ?』の後に聞こえた司さんの、声にならない動揺…見て無くても目に浮かぶ。

「なっなっなっなんっ」
「性的なイミで好き、ってこと」
「性的な…っ」
「司が毎日オレを挑発するから」
「ちょーはつ!?」

あぁ…まぁ…その気持ちも痛いほど解る。だよな。アノ顔で、アノ身体で、アノ性格は罪だよな。

「だから責任とって?」
「責任て言われても…」
「しよ?」
「はぁ!?ヤだよ!!」
「一遍だけ。ね、お願い…オレに突っ込んで?」

あーあの先輩、ネコだったんだ?でも残念。司さんはオレが先にいただきました。もうオレのモンなの。

「ムリムリ!!つか、オレ好きな人いるし!!」

ほらね?やべぇ、ほっぺユルむ。

「いいよ。一回だけして?」
「や、マジでムリだから!!」
「そーだよ先輩。司さんの言うとおり、ソレはムリですって」
「!」

ガマンしきれずに部室へ入ると、オレの登場に二人が弾かれたようにこっちを見た。司さんは真っ赤になるわ、ネコ先輩はスゲー目でオレを睨むわ…。

「なんだよ岬。おまえはサッサと部活行けよ!今司と大事な話ししてんだよ!」
「いやー。オレ関係なくもないんで。ね、司さん?」
「司から離れろよ!!」

先輩をワザと煽るように、司さんの肩を抱いてその耳朶にキスをする。案の定、ネコ先輩大噴火。ここで止めの一発を食らわせてやる。

「先輩ネコ?残念すね。司さんはオレに突っ込まれてアンアン可愛い声で啼くんですよ。先輩にも聞かせてやりたいなぁ」
「…ほ…本当なのか?司、おまえ…突っ込まれて…」
「………」
「司…そ、か…」

不器用って実は一番器用なのかも。誤魔化すことが出来ないで黙秘する司さんに、ネコ先輩は全てを悟ったようだ。力のない足取りで部室をそっと出ていった。

「で?司さんの好きな人って誰?」
ふたりきりになった部室。まだ赤い顔の司さん。オレは甘えるように彼を後ろから抱きしめて、その首筋に顔を埋めた。

「オレだよね?」
「わかってんなら聞くな!!」
「オレも大好き」

今日の部活は欠席3名。傷心のネコ先輩、遅れてきたオレ、そして腰が立たなくなるであろう司さん。



☆おわり☆

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コメント

わーい!!こんな時間に更新あると思わなかった
ウレシスワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ

私も司タンがカワイイ声で啼くの見たいなぁ
そんでもって岬クンは鬼畜!すよねv
司タンもう開発されたのかな(*´Д`)ムホッ
年下攻になって萌え度アップ
この直後は脳内補完? 読みたいなぁ…
ヌコ先輩に見せ付けてやれ!

投稿: ベラ | 2007年12月26日 (水) 17時21分

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
岬くん。やっちゃうんですか!?

このまま、やっちゃうんですか!!

>>アンアン可愛い声で啼くんですよ。

いやぁ、もう司くん開発しまくり??
ちょ…ツボだわ。
マジで、鬼畜入ってるし…(笑)

このまま、岬くん好みに開発されまくっちゃって下さい!!(笑)

投稿: やふー | 2007年12月26日 (水) 23時42分

>ベラさん
年賀状も作らずに現実逃避しとりましたん☆

あーもー鬼畜ばっかりえへへどうしよーベラサン
あーもー趣味丸出しえへへ(*´Д`)

ヌコ先輩、突っ込まれたかったのに司タンもヌコ、
ガックシきすぎてインポテンツまっしぐら☆
この後ふたりのアンアンタイムに出くわしてしまえ!

貫通済み・開発済み・トコロテンできまふ(´∀`)b
サッカー選手は足腰が大事ですから(´∀`)b
んもう生まれたての小鹿の如く、足ガクガク…的な…
んはー一生やってろわたし!

投稿: ハナ | 2007年12月26日 (水) 23時46分

>やふーさん
わたし的にはヌコ先輩に乗っかられ、その現場を
岬に目撃される、そして岬は激しく嫉妬…
も好きなパターンでした(*´Д`)

もう開発済み・しかも仕込まれ済みの淫乱になってるとイイな、
という希望の元、気付けばいつの間にか相思相愛!?

いやぁーしかし…なんと言いますか…
力が追いつかないくせに、鬼畜が増えてゆく罠…
アッチコッチ収拾つかないのいっぱいいまふ(/Д`)

投稿: ハナ | 2007年12月27日 (木) 00時06分

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